キラキラブローチづくり&加飾体験

クラウニー主催 第二回 伝統工芸企画 〜江戸からかみ〜

8月26日(土) 日本橋の小津和紙本館2階にて、江戸からかみの伝統工芸士「一色 清」さんによる江戸からかみの技法によるブローチ製作、墨流し体験を開催します。

また、東京手描友禅の隆生工房、江戸漆器の角漆工の作品展示も同時開催します。

江戸からかみとは、和紙に模様や金箔などで装飾する技術です。

現在では”洋室”が増えた為、和室にある”襖”や”障子”が少なくなってきているかと思います。
からかみは、主に”襖”や”障子”を豪華にする技術として発展してきました。

襖に使う和紙は強度を上げていて、非常にしっかりした紙とは思えない丈夫さを持っています。

障子は、仕切りを実現しつつも採光が可能となる性質を持っています。

紙の吸湿性や保湿性により部屋を快適に保つことが出来ます。遮音性などについては、洋室に軍配が上がるかと思いますが。

古民家などに訪問した際のなんとも言えない快適さは、この襖や障子が一役買っていると思います。

墨流しイメージ

”墨流し”は、本来はその名の通り水の中に”墨”を垂らし、薄くしたり濃くしたりしながら、波紋のような模様を水の上に描きます。

それを和紙に写しとるのが源流ではありますが、近年では様々な色を用いしカラフルな模様を描く事が可能です。

”水”という不規則な物体の上で描くという、予想外の模様が出来上がる事にその面白さや独創性があるかと思います。

是非、その不思議な世界を体験して頂けたらと思います。